小野花梨は天才子役と言われた注目の本格派の女優さんです!
大人になった現在は、いろいろ役柄を演じそれぞれに存在感を見せ、また見たいと思える女優さんです。
今回は、次期朝ドラにヒロインの親友役で初出演することになり、改めて過去の作品を振り返ってみました。
小野花梨さんの子役時代
小野花梨さんが子役デビューしたきっかけはNHKで放送していた「おかあさんといっしょ」だそうです。
エンディングで落ちてくる風船を欲しがった小野花梨さんに、「おかあさんといっしょ」への応募ではなくお母さんは「児童劇団ひまわり」に入団させたようです。
小野花梨さんは2006年(当時8歳)TVドラマ「嫌われマツコの一生」でキャストの幼少期で子役デビューしました。
その後も主役や主要キャストの幼少期を演じ、2009年(当時11歳)映画「南極料理人」に堺雅人演じる南極観測隊員・西村の娘役で出演。
堺雅人さんは父親目線でデレデレしながらも“末恐ろしい”と演技を絶賛しています。
本作で南極に単身赴任する料理人を演じた堺は、娘役の小野が見せた演技を絶賛。「僕の方が、彼女の手のうちで転がされていた。本当に末恐ろしい」と同じ俳優としてビビりながらも、小野の将来性にエールを送ったほか、撮影に入る前のテスト段階を振り返り「いろんな演技を見せて、大人(の反応)を試すようなこともあった」とその天才ぶりに圧倒された様子だった。
シネマトゥディより引用
2011年放送のTVドラマ「鈴木先生」に出演。
「鈴木先生」は視聴率はいまいちでしたが話題を呼び、第49回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞や日本民間放送連盟賞を受賞。高い評価を受け、映画化もされました。
この作品では、鈴木先生(長谷川博己)の教え子“カーベェ”こと河辺彩香役で、バレーボール部の恋多き少女を演じ存在感のある印象的な演技をしていました。
引用元:TV東京「鈴木先生」公式サイト
小野花梨さんは、「鈴木先生」への出演が自分の芝居の原点だと語っています。
ドラマから映画へと長い撮影期間の中で、役や芝居に対する考え方や向き合い方など、たくさんのことを学んだようです。女優としての考え方にも変化があったそうです。
この作品は中学校を舞台にしたドラマで、小野花梨さんの他に北村匠海さんや土屋太鳳さん、松岡茉優さんなども出演していました。同年代の役者さんたちと共演することで、刺激をたくさん受けたのでしょう。
12才の時にこのドラマに出会ったことは、小野花梨の女優人生にとっての芝居の原点でありターニングポイントでもあり、どんな役もできる女優を目指していたようです。
その後も、数々の作品に出演し演技力を磨いていきました。現在までに作品はTVドラマ、映画合わせて60作以上に出演しています。
見た目はほんわかした、色白の可愛らしい女の子ですが、幅広い役を演じ分けています。
小野花梨子役から本格派女優へ
成長した小野花梨さんの演技が評判になった一つに2018年公開の邦画「SUNNY」の鰤谷(ブリタニ)役があります。
90年代のコギャル文化が全盛期の女子高生たちが20年後に再会する物語で、小野さんは鰤谷美礼 (ブリタニ)というドラッグ中毒のコギャル役を物悲しさと切なさを交えた迫真の演技で表現しました。
わき役ながら存在感のある演技は観る者の心を捉え惹きつけました。
2020年には「親バカ青春白書」では主人公たちと大学生活を送りながら、バイトに明け暮れる苦学生・美咲をとっても自然に演じていました。
美咲を演じる小野花梨さんを「気になる女優」「これからが楽しみ」とTwitterに上がるなど、注目度もアップしました。
現在は、”妄想の世界に登場する理想の彼女にごはんを振る舞う”、モテない男の奮闘を描いたグルメドラマ「ホメられたい僕の 妄想ごはん」に出演。
主演の高杉真宙演じるサラリーマンでバンドマンの和田理生の幼なじみで、ニューヨークで働く鮎川智子役として登場。
理生と電話で日々の出来事を話すだけのちょっと変わった役を演じていて、今後の展開が気になるところです。
朝ドラ初出演はヒロインの親友役
連続テレビ小説第105作目となるのは「カムカムエヴリバディ」。この作品は「ちりとてちん」の藤本有紀さんが、”ラジオ英語講座とあんこと野球とジャズと時代劇”を題材に書き下ろしたオリジナルストーリーだそうです。
「カムカムエヴリバディ」はどんなストーリー
京都、岡山、大阪を舞台に親子3世代が織りなす100年の壮大なファミリーストーリー。
昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。
戦争で夫と死に別れ、娘を置いてアメリカに渡るしかなかった祖母・安子。
親と英語を憎みつつも、ジャズソングに救われて自分の人生を切り開いた母・るい。
時代劇の世界に憧れながら、回り道を経てラジオ英語講座に自分の居場所をみつけていった娘・ひなた。
3人がラジオ英語をとおしてそれぞれの夢への扉を開いていく……という内容のようです。
上白石萌音さんが祖母・安子役、深津絵里さんが母・るい役、川栄李奈さんが娘・ひなた役を演じ、母から娘へとバトンをつなぐ物語です。
朝ドラ史上初の3人ヒロイン
「小さな一歩一歩を積み重ねることが、思ってもいない人生を切り開き、明るく照らしていく」というメッセージが込められているそうです。
家族を取り巻く波瀾万丈なハートフルコメディーとなり、3人ヒロインは朝ドラ史上初となるそうです。
小野花梨が演じるのは豆腐屋の娘
小野花梨さんが出演するのは、上白石萌音さんが主役の岡山編。
ヒロイン・橘安子の親友・水田きぬ役で安子の実家の御菓子司「たちばな」と同じ商店街にある豆腐屋「水田屋とうふ」の娘。
きぬはちょっとクールでしっかり者で、いつも安子を応援してくれる存在。
現在は23歳(2021年8月現在)になり、すっかり大人の女優さんに成長された小野花梨さんの、演技力にも益々磨きがかかっています。
「賢く優しいきぬちゃんとしてこの作品に参加できることがとてもうれしい」とコメントしており、朝ドラに出演できる喜びをかみしめているようです。
朝ドラのヒロインの親友役となると何かと出番も多く、ドラマの中でも注目度大です。わき役で出演して存在感を発揮し、のちに朝ドラのヒロインになることも多いので、この作品をきっかけに、更に注目される女優さんになっていく活躍するといいなと思います。
パワフルなキャストの皆様と共に、賢く優しいきぬちゃんとしてこの作品に参加できることがとてもうれしいです。
戦前、戦時中の状況を知らない私ですが作品を通して当時の事を経験できることも大きな財産になると思いました。
歴史ある朝ドラに出演できる喜びをかみしめながらきぬちゃんというすてきな女性を愛し演じていきたいです。よろしくお願い致します。
と出演者インタビューでコメントしました。
小野花梨のプロフィール
生年月日:1998年7月6日生まれ
出身地:東京都
身長:155cm
ジャンル:TVドラマ、映画、CM
活動開始:2006年
所属事務所:アルファエージェンシー
血液型:B型
趣味:料理 ギター
チャームポイント:白い肌
まとめ
子役時代から天才子役と言われ数々の作品に出演している小野花梨さん。
新しい作品に挑戦しながら演技を磨き、大人になって本格派の女優さんに成長しました。
今回、歴史ある朝ドラに初出演することになり、喜びをかみしめているようです。
どんな演技を見せてくれるのか楽しみながら観たいと思います。
今後がたのしみな女優さんです。
コメント