バターミルクとは？どこで買える？パウダーがおすすめ！パンケーキやフライドチキンにも！

バターミルクをご存じですか。パンやお菓子を作る時に使用すると、コクや風味がよくなり、最近は利用する方が増えてきているようです。

この記事では、そんなバターミルクについて調べてみましたので読んでみてくださいね。

バターミルクとは？

バターミルクとは、牛乳や生クリームからバターを作るときにでる液体のことです。

というと、捨てられるもののイメージですが栄養価は牛乳と同じで、バターの方に脂肪分が取られてしまうので、牛乳よりも脂肪分が少なく低カロリーです。

日本ではまだあまり馴染みがないですが、海外では一般家庭でもよく使われているものだそうです。
ただ、海外では発酵バターが主流なので、日本のバターミルクとは少し違い酸味があるようです。

バター製造の副産物ということで、バターづくりをする人しか得ることができない、特別なもののようですね。主に業務用として出回っているようです。

そのまま飲むことはあまりないのでしょうが、砂糖などを入れて飲むのが好きな方もいるようです。
スキムミルクよりも少し濃い味わいとのことです。

海外では液体で販売されているようですが、日本では乾燥させてパウダーになったものが主流のようです。

バターミルクの栄養成分

バターの製造過程で脂肪分が減ったバターミルクは、牛乳より脂肪分がかなり少なくなり低カロリーです。
牛乳１杯（２００ｍｌ）当たりのカロリーがおおよそ１３８Ｋｃａｌで脂肪分が７.８ｇに対して、バターミルクは９９Ｋｃａｌ、脂肪分は２.２ｇしかありません。（メーカーにより数値は多少異なります）

タンパク質はもちろんカルシウム、カリウムなどミネラルや乳糖、ビタミンＢ群も豊富に含まれています。

身体にもよく、代謝を活発にし整腸作用もある、なかなかの優れものです。

スキムミルクと違うの？

スキムミルクと比較されることが多いですが、違いは何でしょう。

一般にスキムミルクというと脱脂粉乳のことを指します。生乳や牛乳の乳脂肪分を除去し、さらに水分を除去して粉末にしたもので、無脂肪乳です。

バターミルクは脂肪が少し残っておりほんのりバターの風味もありますが、スキムミルクは脂肪分が無いので味気ないものになってしまいます。

スキムミルク１０ｇを水９０ｍｌに溶かしたものと、牛乳１００ｇの栄養を比較してみると、タンパク質とカルシウムはほぼ同等です。脂質がほとんどなく、その分ビタミンAやビタミンDなど脂溶性の栄養成分も少なくなります。バターミルクの方が栄養価が高いです。

エネルギーは牛乳と比べると約１/２と低カロリーです。バターミルクは牛乳とスキムミルクの中間位でしょうか。

昔に比べると、現在市販されているスキムミルクはメーカーが改良し、水に溶けやすく風味や使い勝手も良くなっています。
バターミルクはスキムミルクと比べると、脂肪がある分少し溶けにくいみたいですね。

スキムミルクは、牛乳から脂肪分を取り乾燥させているので、風味も落ちにくく長期保存もできます。脂肪分の気になる方が飲用に買ったり、牛乳の代わりに利用することが多いようです。

バターミルクはどこで買うことができるの？

スキムミルクはスーパーなどで手に入りますが、バターミルクはどこでも手に入るものではないようです。

バターミルクはバターを作る時の副産物で、市場に出回るほど量産できるものではなく、需要も少ないので、主に業務用として販売されていたようです。

家庭用としてお使いになるのであれば、手に入りやすいパウダーがおすすめです。
パウダー状のバターミルクは日持ちしますが、販売単位が１ｋｇなど大容量のものが多く、小分けして冷凍保存している方もいるようです。

最近は人気が出てきて家庭で利用する人が増え、製菓材料の専門店や高級スーパーなどで扱っていることもあります。メーカーのオンラインショップ、ネット通販などでで購入することができます。

よつ葉乳業オンラインショップはこちらから！

よつ葉北海道バターミルクパウダー

北海道のよつ葉乳業で作っている北海道バターミルクパウダーは業務用で１ｋｇがほとんどのようです。

我が家ではこのパンケーキミックス使っていました。生協で買うのですが、まさかこれにバターミルクが入っていたとは。美味しいですふっくら焼けます。
よつ葉乳業の人気商品です。

パイオニア企画バターミルクパウダー

こちらはパイオニア企画さんの製品です。北海道産の牛乳から作られたバターミルクパウダーで、１５０ｇ×２袋となっています。

よつ葉乳業の１ｋｇサイズを持て余してしまう方にはいいですね。
性状はほとんど変わらないみたいです。

中沢乳業　Nakazawaバターミルク　液体濃縮３倍タイプ　冷蔵

乳製品メーカーの中沢乳業は液体状のバターミルク。液体タイプでまぜやすくフレッシュなのが売りのようです。冷蔵なので日持ちはしません。
北海道産の牛乳から作っています。５００ｍｌ。送料が高くつきそうですね。

肉や魚の下ごしらえに使うにはパウダー状より使いやすそう。

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パンもお菓子もフライドチキンも美味しくなる！

バターミルクは主にパン作りやパンケーキ、お菓子作りに利用されています。

他にも、アイスクリームなどの材料として、またスープやシチューなどの風味付けに利用されることもあります。

バターミルクを利用すると、スキムミルクを使うよりも風味豊かで、パンやパンケーキなどもふっくらして柔らかくなります。
いつもの材料に入れるだけで、ワンランクアップの美味しさになります。

ヨーグルトにバターミルクを配合した製品を販売しているよつ葉乳業さんは、「他に添加物を入れなくても特有のミルキーでクリーミーな風味を表現」とアピールしています。

肉や魚の下ごしらえに使うと身が柔らかくジューシーに仕上がるのだそうです。
バターミルク液に肉や魚を付けておくと、浸透して食材をコーティングするので揚げたときにふっくら柔らかになるのですね。

最近ではバターミルクチキンが話題で人気がでてきていますよね。バターミルクパンケーキのお店もたくさんありますね。

バターミルクを使った専門店も増え、原宿にある ニューヨークで人気のレストラン『バターミルクチャネル』の代表的なメニュー「バターミルクフライドチキン」「バターミルクパンケーキ」は、フライドチキンは柔らかくジューシーで衣はカリッとした食感、パンケーキはふんわりとした仕上がりで人気です。

バターミルクパウダーを利用している方のコメント

スキムミルクよりもコクがあります。パンやホットケーキの粉を自分で作るときに欠かせません。
カプチーノも手軽に作れるので重宝してます。

香りも味も 良くて、溶けやすくとても使いやすくて大好きです。
食パンに粉の1割くらい入れると，バター入れなくても柔らかに仕上がります。

小鍋に薄切りかぼちゃを煮て、ヘラでブッ潰したらこれと水をシャカシャカしたものを加えてクツクツさせてかぼちゃポタージュの出来上がり。味付け塩こしょうだけ。コンソメなんかいりません。水少量にすれば生クリームのように濃厚。

HBでの食パンづくりに以前はスキムミルクを使っていましたが、こちらにしてからは風味とコクが増すような気がしています。

スキムミルクよりコクがあり、これを使用して焼いたパンは味、香りともによいです。最近はすべてスキムミルクの代わりにいれています。

おおむね好評で、一度使った方は皆さん使い続けているみたいですね。
美味しくなるなら、使わない手はないかも。

クックパッドやレシピサイトにはたくさんのアレンジレシピが載っていますよ。

バターミルクまとめ

バターを作る時にできる副産物のバターミルクを利用する人が増えてきています。
バターミルクを売りにしたパンケーキやフライドチキンの専門店も人気です。

パンやパンケーキ作りに使用したり、お料理に使ったり。風味やコクがでて、パンも美味しくふっくら焼けるようです。

低脂肪なのに栄養成分は牛乳そのままで、低カロリー。パウダー状だと日持ちもするのでおすすめです。

ネットショッピングなどでも購入できるので、一度利用してみては！

私はよつ葉乳業の新商品よつ葉バターミルクヨーグルトでバターミルクのことを知りましたが、なめらかで風味も良くて美味しくてハマっています。こちらもおすすめです。

よつ葉バターミルクヨーグルトレアチーズ味が美味しい！