2022年1月放送のフジテレビ系月9ドラマで、漫画家・田村由美さんの『ミステリと言う勿れ』が実写化されることになりました。
この人気漫画の主役キャストに選ばれたのが、菅田将暉さんです。
映画やドラマで、常に主演を途切れなく演じ、アーチストとして歌も歌う菅田将暉さん。
漫画の読者からは喜びの声が上がるとともに、ちょっと違う!という意見も聞かれました。
『ミステリと言う勿れ』のストーリーや主人公の役どころ、菅田将暉さんの意気込み、読者の声など探してみました。
実写化『ミステリと言う勿れ』とは
ミステリと言うくらいですから、ミステリー作品なのかなと思いますよね。
なのに、”ミステリーと言ってはいけない”というタイトル。どういうこと?と思いますよね。
2016年から月刊フラワーズ(小学館)で連載され、現在10巻まで刊行されています。累計発行部数も1000万部を突破した、大人気の話題作です。
主人公・久能 整が鋭い洞察力と記憶力、豊富な知識で事実を突き詰めていくストーリーは、ミステリーって不思議でも怪奇でもなく、事実の積み重ねなんだなと感じる作品です。
既成概念にとらわれず、疑問を追求していくので、理屈っぽくもあり爽快でもあります。
▽ミステリと言う勿れ 田村由美氏の人気漫画で、月刊フラワーズ(小学館)で2016年から連載。既巻8巻を刊行し、累計発行部数は800万部を突破。19年の「マンガ大賞」で2位にランクインした。友達も恋人もいない大学生、久能整(くのう・ととのう)が、身に覚えのない殺人事件の容疑をかけられることからスタートする物語。
引用元:菅田将暉 巨大アフロ姿“整”った!「ミステリと言う勿れ」で初「月9」主演
「ミステリと言う勿れ」はカレーをこよなく愛する、天然パーマがコンプレックスの主人公・久能整(くのう・ととのう)が事件の真相を推理して解決にこぎつけ、人々の心を解きほぐしていくストーリー。
物語の始まりは、冬のある日、アパートの部屋で整がカレーを作っていると警察官がやってきて、突然任意同行されてしまう。
整は、近隣で起こった身に覚えのない殺人事件の容疑をかけられる。
その被害者は、整の大学の同級生だった。
刑事たちから取り調べを受ける中、整は事件の裏に隠されたヒントや警察の矛盾点を次々と突く。また、刑事たちが抱えている悩みに気付き、彼らに対してさりげなく助言をする。
取り調べを繰り返すうちに、刑事たちは整に興味を惹かれ関心を示すようになる。
そんな中、事件の捜査上で整の指紋が付いた凶器が発見される・・・。
いつもマイペースに淡々としゃべりながら、事件の謎も人の心も解きほぐしていく。
「僕は常々思ってるんですけど…」と、一般常識にとらわれない持論を長々と語る整のしゃべりが見どころとなっています。
ミステリーと会話劇が混ざり合ったような作品で、菅田将暉は月9初主演となるようです。
雑誌『ダ・ヴィンチ』の2018年8月号では本作がプラチナ本として紹介された。編集長である関口靖彦は「読者の目に映る世界をひっくり返すミステリ作品である」と評した。
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🎬クランクインここから、ドラマが始まる……←#当日は大雨#湿気は大敵#菅田将暉 さんこと #久能整 #ミスなか#ミステリと言う勿れ pic.twitter.com/SFFdGtz3l2
— 【公式】ミステリと言う勿れ フジ月9 22年1月スタート (@not_mystery_) June 3, 2021
「ミステリと言う勿れ」主人公とは
「ミステリと言う勿れ」の主人公・久能 整(くのう・ととのう)
カレーをこよなく愛し、土日にカレーを作るのが趣味。
部屋に来るような友だちも彼女もいない。
ボリューミーな天然パーマがコンプレックスの大学生。
無表情で物事に流されず、歯にもの着せぬタイプ。
記憶力・観察・推測力に優れ、豊富な知識と独自の価値観による持論をしゃべらずにはいられない変わり者である。
静かな語り口でたとえ話を用いながら淡々としゃべり続ける。
世の中の事例などたとえ話を用いて、本質を突いた話をするので、相手をイラっとさせることも多いが本人は気にする様子もない。
怪奇ミステリーのように見える現象も「この世には神秘や不思議なことなんか無いんです。起きたことには原因がある」と本質を見抜き、静かな語り口で説明。
変わり者のようだけど、それは既成概念にとらわれず、本質を見抜いていてズバット言うからで、その説得力に、物語にグイグイ引き込まれていきます。
実写化キャスト主人公は巨大アフロの菅田将暉
主人公の久能 整(くのう・ととのう)に選ばれたのが菅田将暉さん。
原作者の田村先生が「菅田さんの整くんが見たい」と熱望しての実現のようです。
菅田将暉さんは、これまでにも映画やドラマで様々な役を演じてきていますが、”ここまで感情をストレートに出さない役は初めて”と話しています。
せりふ量が膨大で「難役でした。彼の髪形のように僕の脳みそが爆発する毎日でした」と奮闘している様子です。
原作を読んだ時、衝撃でした。とにかく話が面白い。会話劇。文化、価値観、哲学。人間、人間、人間。日々見落としがちな寂しさを優しくすくい取っていく彼の生き様に一瞬で魅了されました。同じ魚座のA型、uの音で終わる名前という類似点もあり、勝手ながら運命を感じながら、一つ一つ丁寧に演じさせて頂きました。
フジテレビ公式サイトスペシャルメッセージより引用
uの音で終わる名前とは、芸名ではなく菅田の本名が大将(たいしょう)ということのようです。
原作を読んだ菅田さんは「日々見落としがちな寂しさを優しくすくい取っていく彼(整)の生き様に一瞬で魅了されました」と話しています。
「ミステリと言う勿れ」月9でドラマ化!菅田将暉が事件の謎と人の悩みを解きほぐす(コメントあり)https://t.co/zmS1PARPJq pic.twitter.com/E9xi4eZxC4
— コミックナタリー (@comic_natalie) June 2, 2021
原作マンガは累計800万部突破の人気漫画なだけあって、フアンからも実写化の要望があったようです。
菅田将暉さんは、原作のアフロのイメージを忠実に再現しようと、20センチほど髪を伸ばして地毛でアフロヘアに挑戦したようです。
役作りでも、ここまで髪の毛を伸ばすのは初めてとのこと。
カツラなどを使うこともできるのに、地毛で挑んだとは気合い入ってますね。
現在放送中の「コントが始まる!」でもロン毛役ですので、地毛でのアフロに備えていたかのようですね。
ただ、他の作品の予定もあるようで、2022年NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では源義経(みなもとのよしつね)役も決まっているそう。
ロン毛のうちに来年の月9まで撮ってしまおう作戦なのでしょうか、もうほとんど撮り終わっているようですよ。
それにしても、原作の整くんの天然アフロは半端ないですよね。あれを真似するのは難易度高いですね。
巨大アフロといえば、「のだめカンタービレ」で小出恵介演じる奥山真澄もなかなかでしたが、今のところ画像は控えますね。
インパクト大のアフロは維持するのも大変そうな髪型ですが、せっかくなので中途半端ではなく思い切ってやってほしいところです。
菅田将暉のキャストに賛否、なんか違う!の声も
ところで、すでにマンガの読者さんは、自分なりのキャストを考えたりイメージしていますよね。
菅田将暉さんが主人公と発表になると、喜びの声とともに、ちょっと違う!という声も多々あがりました。
確かに、ミステリというなかれの整くんは渡邊豪太のがイメージ合うな
ちょいタレ目な感じ。
ただ菅田将暉版どんな感じになるのか楽しみ〜— UK (@k_cocco) June 3, 2021
見たまんまのイメージからか、渡部豪太さんが合ってるという声も多く、トレンド入りもしていました。
ミステリと言う勿れの実写ドラマで久能整役が発表された日。
原作漫画を読んだTwitter民の間では、久能整は渡部豪太・坂口健太郎・岡田将生の3つの派に分かれ、混沌を極めていた……。 pic.twitter.com/kwfrGEkAtN— ﹡்◌⑅⃝*こっこ* ⑅⃝◌்﹡ (@xo_kokko_xo) June 3, 2021
その他にも、坂口健太郎さんや福士蒼汰さん、清原翔さんなど、細身のシュッとした感じの方が読者さんのイメージに合っているようです。
確かに、私のイメージも背の高い、線の細いひょうひょうとした感じで、菅田将暉さんではなかったですが、カメレオン俳優ですから、きっと寄せてくるんだろうなと思います。
え、めちゃくちゃ嬉しい事が😂
一月から月9で『ミステリと言う勿れ』ドラマ化!めちゃくちゃ大好きな漫画で、面白すぎて、久々ヒットってくらいハマった漫画!しかも整くん役が菅田将暉✨楽しみでしかない😭— yuuuu❤️副業 (@JXFNocZJpVYPPO4) June 3, 2021
もちろん、菅田将暉さんの主演を楽しみにしている方もたくさんいます。
どんな役にしろ、難なくこなしてしまうのが菅田将暉さんです。
「ここまでストレートに感情を出さない役は初めて」「この原作だけは絶対にやりたいと思った」と言っています。
観ているうちに、菅田将暉で正解!って思うようになりそうです。
他のキャストも、徐々に発表されるのでしょうね。来年ドラマが始まるまで楽しみながら待てますね。
まとめ
まだ、2021年前半で、来年のドラマの告知をするのは珍しいですね。
人気漫画で、実写化が望まれていた作品だけあって、皆さんの期待も大きいことでしょう。
「ミステリという勿れ」という作品は、ミステリーのような事象にも「この世には神秘や不思議なことなんか無いんです。起きたことには原因がある」と主人公の久能 整が独自の価値観による持論を淡々としゃべりながら、謎を解いていく会話劇にもなっています。
菅田将暉さんが原作を読んで、どうしてもやりたいと思ったそうで、伸ばした地毛をアフロにし、大量のセリフに向き合いながら、久能整というキャラクターを作り上げているようです。
作品のフアンからは、主人公のキャストに様々な思いがありそうですが、どんな久能整になるか楽しみにしたいと思います。
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