柄本佑さんは柄本明を父、角替和枝を母に持ち弟は柄本時生という俳優一家の長男として生まれ育ちました。
14歳の時に映画「美しいキリシマ」で主演俳優としてデビュー。そこからさまざまな作品で異彩を放つ個性派俳優として活躍しています。
2018年には、妻で女優の安藤サクラさんと「キネマ旬報ベスト・テン」で主演賞をW受賞しました。夫婦そろっての受賞は史上初の快挙だそうです。
俳優の家庭に育っても、俳優として成功するのは難しいことだと思います。
いまやテレビドラマや映画に次々と出演している柄本佑さんですが、
先日放送の「A STUDIO」ではお茶目な姿も披露し、ますます興味がわきました。
調べると、同じ俳優として活躍する弟の時生さんとの仲良しエピソードや奥さんの安藤サクラさんとのなれそめが素敵だったので、まとめてみました。
柄本佑のプロフィール
本名:柄本 佑(えもと たすく)
生年月日:1986年12月16日(34歳)
出身地:東京都
親兄弟:父(柄本明)・母(角替和枝)・姉・弟(柄本時生)
身長:182㎝
体重:不明
職業:俳優
活動:TVドラマ・映画・CM・お芝居
所属事務所:アルファエージェンシー
家族構成:妻(安藤サクラ)・子供一人
柄本佑の経歴は?どんな俳優?
柄本佑さんといえば、今では言わずと知れた俳優一家で生粋のサラブレッドです。
俳優一家に生まれ育ち、どう過ごしてきたのでしょうか。
柄本佑の経歴
両親ともに芝居と演劇にしか興味がなく、幼少期から家庭では映画や演技の話ばかりをしている環境で育ったようです。
実生活自体がもうお芝居の中のようですね!
子どもの頃に家族で観た『座頭市』をきっかけに、映画監督になる事を夢見ていたそうです。
和光高等学校に在学中の14歳の時に叔母に勧められて受けた、映画『美しい夏キリシマ』のオーディションに合格。2003年に主人公康夫役でデビュー。
デビュー作でいきなり主演を務め、その演技力が高く評価されました。
そのまま芸能活動を本格的に開始。2004年映画『美しい夏キリシマ』で第77回キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞、第13回日本映画批評家大賞新人賞を受賞。
初主演で賞を取るって、すごいことですよね。
2005年には早稲田大学芸術学校空間映像科に進学し、短編の自主制作映画も手掛ける。
16歳から脚本を書き溜めているとのこと。多才ですね。
TVドラマでは「医龍」や「ゲゲゲの女房」「あさが来た」「天皇の料理番」など数々の作品に出演し、2020年のドラマ「知らなくていいコト」で演じた役柄はとても好評でした。
柄本佑はどんな人?
父の柄本明に似ておりイケメンの部類に入るのかは定かではないですが、
独特の存在感で役に入り込み、立ち居振る舞いや表情でイケメンにも不細工にもなってしまうから凄いんです。
SNSでは “イケメン俳優” 論争も起きていて、「論争ってひどくないですか~」と戸惑っているようです。複雑な心境ですよね!
ちょっとした仕草や表情にドキッとさせられたり、内面からにじみ出る、味のあるイケメンです。
実際、背も高いですし、手足も長くスタイルは抜群ですから、注目されてますますカッコよくなるでしょうね。
最新のドラマでは、綾瀬はるかの同居人として出ています。
“ただの気のいいヒモなわけじゃ、ないよね〜柄本佑を起用してんだもの、ただの癒しキャラじゃ終わらないはず” と思わせる展開で楽しみ倍増です。
掴みどころのない役も、うまいですよね。
演じられる役柄も幅広く、ちょっと嫌なヤツや屈折した役から癒しを与える無垢な役まで無難に演じ、演技力への評価は高いですね。
個性的な魅力があり、わき役としても存在感を残す役者さんで、とにかく印象的で引き付けられます。
2012年には、同じ芸能一家の奥田瑛二・安藤和津夫妻の次女で女優の安藤サクラさんと結婚したことも話題になりました。
交友関係は少ないそうですが、TVドラマ「water boys」で共演した高良健吾さんとは仲が良いそうで、親友以上の存在のようです。
2020年の「心の傷を癒すということ」で共演した森山直太朗さんとは、シンパシーを感じすぐ意気投合したそうです。
寡黙であまり喋らないタイプかと思いましたが結構お喋りで、笑いながら楽しそうに話します。
声もいいですよね!
TOKIOの熱狂的大ファンで、中でも城島茂さんは「女性だったら結婚したい」と語るほど大好きでなようです。
先日放送された『A STUDIO』では驚くほど多弁で面白エピソード満載でした。
奥さん提供の「Tik Tok動画」でギャルスタイルでノリノリの様子もレアですね。
柄本佑、TikTok始めてた。 https://t.co/c4OwCSXPhV
— おなか (@HNamachiri) January 31, 2021
柄本佑の投稿動画を楽しみましょう!#TikTok https://t.co/c2ukLL90Zd
— ギャル (@idol_yabai) February 14, 2021
オシャレを褒められて照れくさくて「妻の服です」とウソをついたとか、似合う服ほどつまらないから捨ててしまうとか、独特のトークで盛り上がっていました。
ギャルに憧れていると言い、ギャルのことを「根拠のない絶対的な自信で最強!」と熱く語る姿は
見た目とはまた違う意外な一面があって、ますます興味がわきました。
柄本佑と柄本時生の仲良しエピソード
柄本佑さんと柄本時生さんは3歳離れた兄弟です。
それぞれは父・明さんによく似ていますが、兄弟を比べると思ったほどそっくりではないんですよね。目も眉も口元も鼻も違います。
ただ、3人をまとめて見ると、「ああ!一緒だ!」と思えます(^^)
柄本佑さんはトーク番組で、弟の時生さんのことを聞かれると「弟のことは大好き」と話しています。
時生さんは「兄弟ゲンカはしたことあるか」と聞かれ「したことない…」。雑誌のインタビューでも「僕はハッキリ言うとブラコンです。兄が大好きで世界で一番カッコいいと思っている」と語っています。
「兄が世界で一番カッコいい」が口ぐせとなっており、佑もまんざらでもないようです。
2人は本当にとても仲が良い兄弟のようです。
時生さんが今住んでる家は、佑家とは5軒隣のご近所さんのようで、かなり頻繁にお邪魔しているのだそう。
3歳差というのが近すぎず遠すぎず、絶妙にいい感じなのかも!両親も俳優で、お互い助け合いながら育ってきたのかもしれませんね。
弟の時生さんは友達が多く社交的な人柄で、自分はお酒が飲めなくても、「友達が飲んでいるから行ってくる」と夜中でも出かけることもよくあるそうです。
そんな弟を見て兄の佑さんは「おまえ、頑張りすぎていない? 大丈夫?」と心配し、「優しくしてあげたくなっちゃう」のだそうです。
本当に兄弟愛を感じますね。
兄を「世界で一番カッコいい!」って、思っていてもなかなか口にできないですが、自然と言ってしまうんですね。そう言える時生君もカッコいいですよね。
同じ俳優という職業をしていても、ライバル心は全く感じていないそうです。
柄本時生さんは「お互いがお互いに興味がないから仲が良いんだと思う」とも語っていました。大好きだけど執着はしていないようです。
柄本時生が自身のインスタグラムで、兄の佑と戯れる動画を投稿し、ファンを楽しませたこともあります。
投稿されたのは、
佑が時生の手を掴んで投げ飛ばし、「参ったか!」と。
「お兄ちゃんには勝てないんだよ!」と時生。
反撃しようと時生が近づくと再び背負投され、佑が威嚇しながら時生を挑発する短い動画。
2人は終始大笑いで、見ている側も思わず笑ってしまう仲の良さです!
柄本佑と柄本時生は俳優としてライバル?
兄弟にライバル意識があると、どちらかが違う職業に進んだりしそうですが、
柄本佑さんと柄本時生さんは2008年に「EX×2」というユニットを結成しています。
叔母からの勧めもあり、もともと作品作りに興味があった2人は舞台で2人芝居をやることにしたそうです。
「EX×2」はこれまでに8回ほど公演しており、「一生つきあっていける戯曲に出会った」と語るのがサミュエル・ベケットの『ゴドーを待ちながら』だそうです。
2017年には柄本佑さんと柄本時生さん2人の念願であった『ゴドーを待ちながら』を柄本明さんの演出で演じたそうです。
親子で舞台をするなんて、兄弟関係だけじゃなく親子関係も良いのですね、良い家族ですね。
この作品は不条理演劇というもので、筋道があるようでない、観る人によっても受け取り方の違う堂々巡りのような内容らしいのですが、柄本兄弟のディディとゴゴが明氏のゴドー解釈と演劇指導で、ユーモラスに演じているようです。
柄本兄弟はこの演目をこれからも続けて演じていくそうで、まずは父親の演出でやっておきたかったとのこと。
2020年には、柄本佑と柄本時生の兄弟による演劇ユニット「ET×2」が柄本明の演出で『ゴドーを待ちながら』を上演するまでの稽古を記録した『柄本家のゴドー』が上映されました。
柄本家のゴドー観てきました。真面目なドキュメンタリーかと思えば、最初から最後まで?ほぼ柄本父の百面相映画。「見つめられると台詞が飛ぶ」「怖いもんw」と口々にこぼす柄本兄弟から、父親に対する尊敬の念が伝わってきました。本当に苦手だったらそんな台詞は出てこないと思うので。素敵家族ー。 pic.twitter.com/K19pPXauwb
— K (@kafuka_aibo) April 20, 2019
演出家で父の柄本明が稽古を通し、相手が息子達だからと特に厳しくするわけでも、手加減するわけでもない。
息子たちの、緊張感を持ちながらも楽しみながら、真剣に明の言葉に耳を傾ける姿がドキュメンタリーで映されました。
何かのインタビューで柄本佑さんは、弟・柄本時生さんとの芝居については
「弟の無責任、兄の責任感」と語っており、
兄は「どうやったら芝居がうまくいくか、観客を喜ばせられるか」などを常に考えているのにし、
弟は「そんなことには興味もなく気にもしない。何も考えていない。」と明かしていました。
2人の性格の違いはあっても兄弟であることから、その関係性がとても日常的で無理がない。
小さい頃から当たり前のように演劇に触れてきた2人なので、
言葉で語り合わなくてもお互いの事が分かるのでしょうね。
ライバルという視点ではなく、きっとどこまでも兄弟なんですね。
柄本時生のプロフィールと経歴
いまや数々のドラマや映画で活躍されている個性派俳優・柄本時生さんは、柄本佑さんの実の弟です。兄弟揃って人気俳優として活躍されています。
柄本時生のプロフィール
本名:柄本 時生(えもと ときお)
生年月日:1989年10月17日生まれ(30歳)
出身地:東京都
血液型:O型
親兄弟:父(柄本明)・母(角替和枝)・姉・兄(柄本佑)
身長:176㎝
体重:不明
職業:俳優
活動:TVドラマ・映画・CM・お芝居
所属事務所:ノックアウト
家族構成:妻 入来茉里(女優)2020年結婚
柄本時生の経歴
柄本時生さんはお母さまの角替和枝さんが沢田研二のファンでTOKIOにちなんで息子が生まれたらトキオという名前を付けようと決めていたそうです。
長男の佑さんがトキオの顔じゃなかったらしく、時生さんに回ってきたそうですよ。
高2から始めた下北沢の居酒屋のアルバイト先を今も辞めることが出来ず、定期的に皿洗いのアルバイトに行っているそうです。
柄本時生さんは2003年に兄・柄本佑さんが年齢的に受けられなかったオーディションを代わりに受けて合格し、Jam Films S「すべり台」で俳優デビューされています。
2004年には「4 TEEN」というドラマにも出演しました。
2008年には「俺たちに明日はないッス」で映画初主演し、その後も順調に「アフロにした、暁には」や「スラッカーズ」など数々の映画に出演されています。
またドラマ「八重の桜」や「ハンチョウ」など数多くの作品にも出演し、2016年には「初恋芸人」で連続テレビドラマ初主演を飾りました。
他にも、「わたし、定時で帰ります」や「いだてん」に出演。
柄本明似のルックスが印象的で、父親譲りの異質な存在感がそなわっているようです。
個性的な風貌と演技力でたくさんの作品に出演しています。
2020年には2008年に放送されたドラマ「私は一本の木に恋した」で共演した女優の入来茉里さんと結婚しています。
兄の佑さんと区別がつかない方も多いようです。
佑さんの身長は182㎝で姿勢の良い感じ、時生さんの身長は176㎝で少し猫背な感じがします。身長が高い方が兄と覚えましょう。
奥さんで女優の安藤サクラとの馴れ初め
柄本佑さんの奥さんは女優の安藤サクラさん。
両親が俳優の奥田英二さんと安藤和津さんというのは今やだれもがご存じですね。
柄本佑はTBS「人生最高レストラン」に出演し、2012年に結婚した妻で女優の安藤サクラとの運命的な出会いについて語っていました。
2人が初めて会ったのは、秋田で開かれた「あきた十文字映画祭」。
弟の時生と安藤は以前に共演経験があり、顔見知り。
「弟が二人を『サクラさんです』、『兄ちゃんです』みたいに紹介した」と振り返った。
初対面の印象は「非常にシャイ。前髪が長くて、顔が隠れていて」
顔を見るより先に「初めましてみたいなって。その声を聞いた時にすごく漠然と、俺多分この人と結婚するなって思ったんですよ」と打ち明けた。
その2カ月後、映画の撮影で恋人役を演じることになった安藤と再会した。
撮影後、連絡先を聞いたが「ゴメン、今携帯を持っていないから時生に聞いて」と返されたそう。彼女のシャイな一面をみた佑は「そこから連絡をとって飲みに行くところから始まった」と馴れ初めを話した。
そこから猛アタックをしたそうですよ。
義父の奥田英二さんに結婚の許可をもらいにいき、「今はだめだ、二年間は待つように。」と言われ、二年の交際を経て2012年結婚となったそうです。
2017年6月には女児が誕生。
柄本佑はTBS「ニンゲン観察バラエティ モニタリング 初夢SP」の中で、妻サクラの料理について聞かれ「どんなに忙しく、仕事から帰ってきても、じゃあ作っちゃうねといって、冷蔵庫にあるもので、料理を作ってくれる」「あそこらへんは、やっぱかなわないなあって感じがします」と語りました。
インスタやツイッター、TikTokで自然体の飾らない姿を見せ、世間的にも好感度いっぱいの夫婦で、注目度抜群!
サクラさんのインスタには「お二人が大好き」「お似合いの夫婦」とか「仲良しで羨ましい」といったコメントがたくさん届きます。
最近アップされた写真のお二人は、それはもうそっくりで、親子の微笑ましい写真でした。相性バッチリですね。
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